平成29年1月22日(日)
セミナーパークにて
平成28年度NPO法人山口県自閉症協会 公開講座
卒後をより豊かに暮らすために
を開催しました。
雪がチラチラと舞う中30名近くの方にご参加いただきました。
講座の前に自閉症・発達障害への啓発の一環として参加者のみなさまに疑似体験をしていただきました。
軍手をはめ指先を数センチひっばりその状態で折鶴をおってもらいます。
制限時間も決め、折っている間はスタッフからの叱咤激励も飛ぶという状況です。
手先の不器用さを持つ子どもの困難さ
励ましのつもりの言葉が、実はつらいものであるということ
など、子どもたちの生きづらさを少しでも体験していただたかな??と思っています。
講座では、山口県発達支援センターまっぷ センター長 岡村隆弘氏を講師にお招きして、たくさんの相談業務をされている経験を踏まえて具体例をあげながらお話をしていただきました。
とても分かりやすい内容で、保護者・教員・施設職員など参加者の皆さんにも好評でした。
岡村さんありがとうございました。
午後からは希望者が協会のペアレントメンターの資格をもつ会員と茶話会を行いました。
岡村さんもアドバイザーとして参加してくださいました。
日常生活で抱える悩みを、誰に相談したらいいだろ・・・と悩んでいたお母さんが「みんなと話すことで楽になりました」「やるべきことがみえてきました」と明るい表情になるのをみて、メンターの役割を再確認するとともに、この活動をしていて良かったと続けていこうと思いました。
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